「薬と健康週間」統一キャンペーンのポスター部門で入賞しました！

令和２年１０月１７日～２３日は厚労省などが定めた「薬と健康の週間」で毎年実施されています。今年はコロナ禍のため会場で行うイベントは中止になり、仙台市薬剤師会内では各薬局にて企画やポスター掲示を行いました。 その中で当社の東鹿島店がポスター部門で入賞しましたので製作者にインタビューしました。

ポスターのテーマは何ですか？

「仙台市認知症の人の見守りネットワーク」です。

そのテーマを選んだ理由を教えてください。

多くの人に「仙台市認知症の人の見守りネットワーク」を知ってもらいたいと思ったからです。

認知症の人やご家族（利用者）、みつけたら連絡してくれる人（協力者）、どちらも登録が必要ですが、小さな意識が地域を見守る大きな力になります。

このポスターで見て欲しい所は？

協力を必要としている人がいます。徘徊者を探しに出かける必要はありません。日常生活の中で、あれ？この人かな？と気づいた場合に最寄りの警察に連絡するだけです。利用者が協力者になることもできます。登録は2～3分でできます。

最後に一言お願いします。

2025年には５人に一人が認知症と予測されています。認知症になる可能性は誰にでもあります。認知症の人が暮らしやすい地域は、住民皆が住みやすい地域になります。私たち一人一人が地域を守っていく意識を持ちたいと思います。

編集後記

最近はラジオ等で高齢者の探し人の案内を聞く機会が増えてきました。2019年には認知症で行方不明になった高齢者のうち、約３％が事故などで帰らぬ人となっています。薬局に限らず、より多くの人が周りを気に掛けることで悲劇を防げるのではと思いました。